ルールだけではたどり着けない安全品質を目指している。
基本理念に「安全第一主義 観る・聴く・試す」と掲げている。会社の取り巻く状況がいかに変化しても安全第一で、顧客からの信頼を得るために、あらゆる先取りした対策を講じている。
例えば、平成12年にデジタルタコメーター、平成19年にはドライブレコーダーを導入。日常業務の安全管理レベルの向上にも生かしている。昨今社会問題になっているドライバーの疾病による事故を防止する手段の1つの健康管理のため、高齢化が進むほど重要になるとの想いから、平成25~26年度に遠隔健康管理システムを開発。産業医と連携し、検診で再検査が必要な社員と個別に健康指導を行なっている。導入後は、散見された再検査の通知があったが、放置する社員はいなくなり、自身の健康に前向きに向かい合うようになった。
他にも、平成7年より開始の社員自らが、主体的に問題解決していく力を身につける目的で、「KYT(危険予知トレーニング)活動」、警察官OBを専任指導官として、「ドライバーへの教育指導」、環境活動の継続を図れるとして「グリーン経営認証」取得し活動など、日々変化する物流現場の中で、基本理念の安全第一主義に基づく「高い意識を備えた人づくり」を基盤に置き、会社全体の無事故無災害の実現を目指し、ルールだけではたどり着けない安全品質を目指している。