設置型アルコール検知器
ALC-PROⅡ

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こんな方におすすめ

  • 運輸安全のプロ事業者として、精度、性能のしっかりした固定型・記録型のアルコール検知器を使いたい。
  • 運輸安全のプロ事業者として、ドライバーのアルコールチェック以外にも健康管理を強化したい。
  • 運輸安全のプロ事業者として、点呼実施率を100%にするため、IT点呼や遠隔点呼に対応した機器が必須。

東海電子のフラッグシップモデル
Since 2003
設置型・記録型アルコール測定システム
ALC-PROⅡ

累計1万台を超える、企業向けに特化したアルコール測定システム。その特徴をいくつかご説明致します。

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"PRO" へ込めた思い。

企業向けアルコール測定システムALC-PROⅡは、2003年に、PC接続&カメラ撮影機能付きの「プロ」向けモデルとして発売されました。
大量旅客輸送や、大型貨物、危険物を輸送する「PRO」ドライバーや、輸送の「PRO」事業者は、飲酒チェックの結果は写真付きで証明されるくらいのものを使ってほしい、社会・消費者はそのように願っているだろうと考え、ALC-PRO と名付けました。
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精密、かつ、タフ。

ALC-PROⅡのアルコール検知は、正しいサンプリング(一定の呼気量の監視)、正しい解析(高精度な燃料電池センサーを使用)、正しい数値表示(0.000mg/l単位)によって成立します。また、ヒータースタンドという補完治具により、多人数使用による汚れや結露を防ぎながら、「1分間で5人」「半年で6万回」という高耐久を実現。
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プロだからこそEvidential 。

その測定結果、誰のですか? 
ALC-PROⅡに付属している専用Windowsアプリケーション"ALC-REC"は、企業の飲酒管理に特化しています。
ID、氏名、日時、顔写真、そして、アルコール測定前後の動画。疑義なき計測だからこそ、エビデンシャルな運用が可能になります。必ず記録が残るため、本人や管理者は容易に改ざんはできません。

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Searching~検索する~

専用アプリケーションALC-RECには、写真や動画データが1年分保存されます。運行管理者、安全運転管理者、所長は、自分の管轄事業所全員の飲酒チェックデータをいつでも確認できます。
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Reporting~報告する~

管理専用ローカルアプリケーション"ALC-REC"は、アルコール検査の結果をA4サイズの検査日報として出力・保存することが出来ます。写真付き帳票、写真なし帳票、押印欄カスタマイズ機能等、自社の運用に合った管理体制構築が可能です。

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全社員マスタ

酒気を帯びて出勤してはならない。飲酒検査は、労働安全衛生観点かつ公平性観点で、全員を対象にしましょう。人数制限はありません。全社員のIDと氏名をマスタに登録しましょう。
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運転免許証で登録する

オプションのIC運転免許証リーダーがあれば、運転免許証を利用した社員マスタ登録が可能です。これにより、社員マスタと運転免許証情報がデジタル化されます。運転免許証の種類や有効期限の管理もアプリケーション内で同時に出来るため、運行管理や安全運転管理のIT化・効率化にも貢献できます。

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不正防止機能を標準搭載

どこまでやるか? そこまでやるか? 一事が万事。安全機器だからこそ、スキを見せない不正防止機能を標準搭載。
まるでドラレコのようにアルコール検査の前後10秒の挙動の録画、測定器周辺の音声の録音、アルコール検査中の写真に数字の透かしを入れる等、万全を期したい企業様のニーズに応えています。
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飲酒検査漏れ、防止機能

検査漏れがひと目でわかります。
アルコール測定器本体の「出」「帰」ボタンを使い、またアプリケーション”ALC-REC”の画面設定を、未測定モードにすると、アルコール検査が完了していない人がリストアップされます。
「ヌケ・モレ」に気づけないと、だんだん運用がルーズになってきます。うっかり、や、面倒なので・・を許容しない風土をつくりましょう。

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音、表示、運用チューニング

アルコール数値が出た際、どんな音で周囲に知らせ、どんな判定をするのか、管理者設定により細かいカスタマイズができます。
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飲酒検知NGのときどうする?

目の前でアルコール数値が検出された場合、本人および立ち会い者が何をすべきか、ルールを決めておく必要があります。故障なのか? 誤検知なのか? 二日酔いなのか? ポップアップ画面によりガイダンスします。
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もしや、飲酒?

より詳細の聞き取りをするためにアルコール反応調査票をアプリケーションから出力することが出来ます。
誰がやっても同じ聞き方ができるようにしなければなりません。そのためには、チェックリストが有効です。


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設備管理を支援する機能

旅客及び貨物事業者は、規則により、日々アルコール検知器という設備が正常に機能しているかを確認する義務があります。ALC-PRO2は、常時有効性保持と言われるこの業務のフローを内在しています。いつ動作確認されたのか、システム内に履歴が残るようになっています。
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メーカーによる校正

ALC-PROⅡのセンサーユニットは、工場で校正(精度調整)され出荷されています。出荷後は当社にて期限管理をしていますが、回数が規定以上(6万回)になるとメッセージが現れます。規定回数以下の場合でも、半年に一度校正する契約となっています。

業務用アルコール測定システム
ALC-PROⅡ 価格 ¥336,600(税込)

アルコール検知器

アルコール測定器

本体とアルコールセンサー。ヒータースタンドで常に吹き込み口やフィルターを温めています。

アルコール検知器ACアダプター

ACアダプター

コンセントから100V電源をとります。常時電源ONで、いつでもすぐ測定できます。

PC接続ケーブル

PC接続ケーブル

RS322CケーブルでPCと接続します。D-sub9pinの232CポートのあるPCをご準備ください。

アルコール検知器管理ソフトウェア

セットアップCD

アルコールチェック管理アプリケーション”ALC-REC"と、取り圧系説明書が入っています。

ドライバー撮影用USBカメラ

USBカメラ

ドライバーの測定時の写真を撮影するためのカメラです。PCのUSBポートに装着します

呼気フィルター

呼気フィルター

アルコールセンサーの内部にゴミや水分が入らないよう防ぎます。分解して洗浄できます。消耗品。

マウスピース

専用マウスピース

一定量の呼気を吹き込むための専用マウスピース×1本。個装されています。消耗品。

アルコール検知器点検キット

検知器点検キット

薄めのエタノール成分が入っており口腔内に噴霧してアルコール検知器の正常性を確認します。

点呼のデジタル化・運行管理のICT化を支援する
アルコール測定システムのオプション群

2011年に旅客・貨物事業者に対し点呼におけるアルコールチェックが義務化されたことで、PC連動型のアルコール測定システムが運行管理者の必須ツールになり、PCと連動しやすいさまざまなオプション機器・デジタル機器が増えてきました。2022年10月には道交法施行規則改正により、安全運転管理者選任事業所でのアルコールチェックが義務化されます。業種を問わず、ビジネスの現場ではいまやデジタルデータ化されない業務システムは選ばれない時代です。

IC運転免許証リーダー

飲酒検査と免許証チェックを同時に。

警告灯

飲酒検査NGのとき、IT点呼の呼び出し時に。 

サーマルプリンタ

飲酒検査終了チケットを持ち、点呼開始。

業務用血圧計

アルコール測定×血圧測定=労働安全衛生

赤外線体温計(ブルートゥース)

アルコール測定×体温測定=労働安全衛生

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飲酒チェック×免許証チェック。

IC運転免許証リーダーを組み合わせると、アルコールチェックと同時に運転免許証の不携帯チェック、有効期限チェックが出来ます。運行管理者の生産性向上に貢献します。

品名:ALC-PROⅡ IC運転免許証スターターパック
構成:①アルコール測定器ALC-PROⅡ本体セット
   ②IC運転免許証リーダー
   ③IC運転免許証対応ソフトウェアライセンス)
 

運転免許証リーダー
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水際防止力を、高める。

インシデントを見逃してはいけません。警告灯を使い、離れたところからでも、音や光で飲酒検知を察知します。
アプリケーション”ALC-REC"により、鳴動秒数や色をチューニングできます。また、IT点呼の呼び出しにも使えます。
品名:管理者用パトライト
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サーマルプリンター

朝夕の点呼ラッシュ時、ドライバーが次々に点呼しに来ます。点呼場の動線設計として、先にアルコールチェックを済ませ、その証明を持ち、点呼開始するというフローを構築できます。あまりにも人数が多い場合、PCアプリケーションのスクロールや、いちいち検索する時間などない場合によく使われます。アプリケーションの設定で、出力項目を変えることができます。
アルコールチェック プリンター
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バイタルチェック(血圧)

データ通信可能な血圧計と接続し、アルコール測定結果と血圧測定結果を専用アプリケーション”ALC-REC”で管理します。3メーカーに対応しています。

<対応血圧メーカー>
メーカー:オムロン/キヤノンMJ/A&D/タニタ 通信タイプ

<血圧対応アプリケーション>
ALC-REC Ver4.0 血圧連動ライセンス
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バイタルチェック(体温)

ブルートゥース対応体温計とアルコール測定アプリケーションを連動させ、日々の飲酒チェックと体温チェックの記録を保持します。
<体温計は2機種です>
品名:FL500(フィンガルリンク(株))
品名:サーモフレーズ MT-500BT(NISSEI)

<追加ソフトウェアライセンス>
品名:ALC-Rec(体温計連携ライセンス)

アルコールチェック 体温チェック

ALC-PROⅡの特徴
アルコールチェックのネットワーク対応

ALC-PROⅡは、複数事業所を持つ企業にとって便利なネットワーク対応機能を備えてます。

営業所同士、営業所から本社へ インターネットを介して社員のアルコール検査結果をデータ転送。

出張者・遠隔地にいるドライバーが持つスマートフォン接続型検知器から、支店・本社へアルコール検査結果をデータ転送。

そして、上記をすべて、クラウドで閲覧も可能。

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営業所から、本社へ。

ALC-PROⅡはPCと接続して使用します。専用アプリケーション”ALC-REC"がメール送受信機能を持っているため、インターネットや社内ネットワーク上で、アルコールチェックの結果を本社や本部で集約したり、営業所相互に送受信する等、全社で一体となった飲酒運転防止体制を構築できます。
アルコール検知器 営業所同士
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長距離、宿泊者のアルコール検査

遠隔地にいるドライバー、出張者、在宅勤務者には、スマートフォン接続型アルコール検知器ALC-MobileⅡとの併用を。設置型アルコール検知器ALC-PROⅡの管理アプリケーション”ALC-REC"は、ALC-MobileⅡとスマートフォンから転送されてくる飲酒チェックデータを受信・管理できます。
スマホ検知器から、営業所へ
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飲酒検査の結果の集約

各営業所からのアルコールチェックの結果や、運行中の各車両からのアルコールチェックの結果を、ひとつのアプリケーションで統合的に管理できます。営業所同士は、営業所名で。ALC-MobileⅡからの測定結果は、スマートフォンで即位した位置情報で表されます。飲酒検査の結果から、誰が、どこにいるかもわかります。

アルコール測定結果一覧(REC集約)
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もちろんクラウドで全箇所集約も可能

別途、運輸安全プラットフォームの”ALC-web"をご契約いただくと、いつでも、どこでも、そのPCからでも、クラウド上に集約されているすべての飲酒チェックの結果を確認できます。



PCタイプだから、他システム連携がカンタンに。

ALC-PROⅡのアプリケーション”ALC-REC"には、標準で、CSVファイル等による連携機能を備えています。

例えば



CSV(所属マスタ)の取り込み

運用を開始する時に、例えば自社で管理している組織データ・部門データを、手打ちせずに一括で取り込むことができます。

所属取り込みCSV
例えば

CSV(測定者マスタ)の取り込み

50人、100人、200人のマスタを手入力するのは手間がかかります。運用を開始する際、一括で社員データを取り込んで、測定者マスタを作成することができます。
測定者マスタ登録
例えば



測定結果や測定時刻を勤怠で使う

アルコール検査の時間を出勤システムに渡したり、デジタコの運転日報アプリケーションへ渡したり、カギ管理システムに「0.000mg/l」という結果を渡す等。
「義務」として行われるアルコール検査のデジタルデータは、運行管理・人事管理DXの入り口にもなります。
アルコール検知器他システムへのデータ渡し
もちろん



東海電子製のクラウドIT点呼にも





クラウドIT点呼
遠隔点呼
もちろん



東海電子製のクラウドIT点呼にも

ALC-PROⅡは、顔認証機能やバイタルデータチェック機器と組み合わせて、遠隔点呼において定められている「アルコールチェックの結果を自動的に保存する」測定機器としても利用できます。

ALC-PROⅡの導入事例

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