点呼DX化 点呼デジタル記録パッケージ製品
デジタル点呼パック

~貸切バスの安全性向上に向けた制度改正にも対応~

点呼DXをワンパッケージで実現

対面点呼、電話点呼、IT点呼に対応する点呼システムとして、点呼業務における管理者の負担軽減、業務効率化による人出不足解消を実現するほか、電子点呼記録簿の作成や点呼の録画および録音機能も備えた、事業者の点呼DXを推進する総合点呼システムをワンパッケージで提供します。

運輸規則改定の背景

【貸切バスの横転事故】
事故の概要
〇発生時刻・場所
令和4年10月13日(木)午前11時50分頃
静岡県駿東郡小山町の県道ふじあざみラインにて発生
〇事故状況
乗客乗員36名を乗せた貸切バスが運行中、横転
貸切バスの乗車していた1名が死亡、10名が重傷、18名が軽傷
〇行政処分の概要
処分日:令和5年3月28日(火)440日車
処分内容:事業用自動車の車両使用停止
*運転者は在宅起訴

国土交通省自動車局においては、この横転事故を踏まえ、二度と同様の悲惨な事故を発生させないよう、貸切バスの安全性向上に向けた対策を検討

旅客自動車運送事業運輸規則等の改正の概要

(1)輸送の安全に係る書面及び記録の保存期間の延長等
(2)録音及び録画による点呼記録の保存の義務付け
(3)アルコール検知器使用時の写真撮影の義務付け
(4)ディジタル式運行記録計の使用の義務付け
(5)安全取組の公表内容の拡充

(1)輸送の安全に係る書面及び記録の保存期間の延長等

保存期間1年 → 保存期間3年

運輸規則第7条の2

 

運送引受書、手数料等の額を記載した書類

 

運輸規則第24条

 

点呼の記録

 

運輸規則第25条

 

業務記録(乗務記録)

 

運輸規則第24条

 

運行指示書

 

 一般貸切旅客自動車運送事業者には、運送引受書、手数料等の額を記載した書類、点呼の記録、業務記録、運行記録計による

記録及び運行指示書について1年間の保存義務があるところ、当該保存期間を3年間に延長する。

また、点呼の記録については電磁的方法による記録を義務付ける。  

電磁的方法とは?

 一般貸切旅客自動車運送事業者による電磁的記録の保存には、点呼記録をシステムに入力して即座に自動的に保存されるもののみならず、

パソコンの表計算ソフト等で入力したものを改ざんが容易でない方法で保存することや、手書きの点呼記録簿等をスキャナ(スマートフォンや

デジタルカメラ含む)で読み取った形式で保存することを含む。いずれの記録においても、改ざんが容易でない形で保存する作業は、点呼を

実施した日から 1 週間以内に保存すること。

(2)録音及び録画による点呼記録の保存の義務付け

動画による点呼記録の電磁的保存の義務付け → 動画保存期間90日

対面

 

点呼を行った際の録音及び録画

 

電話点呼

 

録音のみ

 

動画による点呼記録の保存の義務付け
(運輸規則第24条関係)

一般貸切旅客自動車運送事業者に対し、点呼を行った際の状況を録音及び録画(電話点呼に ついては、録音のみ)して、その電磁的記録を 90 日間保存することを義務付けます。

運輸規則第24条

 

運行指示書

 

録音・録画する機器のルールは?

 「録音及び録画」する機器は、点呼実施者・運転者側双方の音声が確認でき、かつ、運転者に対して点呼を実施している様子が確認できる映像が保存されていれば監視カメラ、ノートパソコンに内蔵されている Web カメラ、デジタルカメラ、スマートフォン等、幅広く認められる

録音・録画の保存ルールは?

1.点呼時の「録音及び録画」データ及び呼気の検査を行っている状況の「写真」データ(以下「動画データ等」という。)について、記録日が

データ表示画面や保存日から判別できない場合(例:事業場の撮影を常時行った場合であって、画面データに撮影日が入力されていない場合等)

には、記録日がいつであるか分かるように、動画データ等と合わせて保存しておくこと。

 

2.動画データ等について、事業者内で利用するものの他、国の監査及び旅客自動車 運送適正化事業実施機関で実施する巡回指導の際に参照する場合がある

 

3.動画データ等の情報の取扱いについて、あらかじめ従業員に同意を得ておくことが望ましい。また、従業員のプライバシーに配慮するため、動画データ等について、必要に応じてアクセスできる者の制限、パスワードの設定、ウイルス対策等を実施 することが望ましい

 

4.録音、録画及び撮影する機器について、正常に作動しているか確認をすること。録画機器等が故障した場合にあっては、その後数日間録音、録

画及び撮影ができない恐れがあることから、それを証するものとして 故障日時、故障内容について記録し、90 日間電磁的方法で保存すること

また、故障した機器については速やかに修理又は交換を行うこと。

(3)アルコール検知器使用時の写真撮影の義務付け

一般貸切旅客自動車運送事業者がアルコール検知器を用いて運転者の酒気帯びの有無について確認を行う際に、点呼を行った際の状況を録音及び

録画(電話点呼については、録音のみ)をしている場合を除き、当該呼気の検査を行っている状況の写真を撮影して、その電磁的記録を90日間保

存することを義務付けます。

✓ 点呼の動画内で、アルコールチェック時の運転者の顔が容易に識別できる場合は、改めの写真撮影は不要

✓ 電話点呼の場合、顔写真を撮影・保存することが必須ですが、ドライブレコーダーによるアルコールチェック時の映像で代えることも可能

✓ 点呼を実施した日を1日目とし、そこから90日間の保存

(4)ディジタル式運行記録計の使用の義務付け

事業に使用する自動車の運行距離等を運行記録計により記録し、当該記録を保存しなければならないところですが、本記録をディジタル式運行記録計により行い、電磁的記録として3年間保存することを義務付けます。

(5)安全取組の公表内容の拡充

インターネット等で公表が義務付けられている安全取組の内容として、運転者に対して行う安全運転の実技指導を追加します。

デジタル点呼パックの特徴

 旅客自動車運送事業運輸規則の(1)~(3)の点呼時の動画撮影、アルコール検知時の写真撮影の記録保存等の要件を満たした点呼DX化を実現するワンパッケージ製品

・安価に法改正に対応したい

・手軽に点呼DX化の実現をしたい

・簡単操作でデジタル記録保存可能

・アルコール測定記録と点呼時の動画を含めた点呼記録の一元化

デジタル点呼パック 機能一覧

 

 対面点呼(記録簿電子化)  IT点呼(記録簿電子化)  電話点呼(記録簿電子化)
 アルコール測定結果データ保存  不正防止機能(写真撮影)  出退勤管理
 アルコール検出時メール送信 CSV出力  点呼予定リスト作成 
 録画機能 全方位カメラ  録音機能 免許証管理 ※

 

※免許証管理機能は、IC免許証リーダーを含むパッケージでご利用いただけます。

製品構成・価格

デジタル点呼パック
 
 製品

製品別価格

(税抜) 

デジタル点呼パック

(税抜) 

年間ご利用料

(税抜) 

 アルコール検知器

ALC-PROⅡ

  ¥318,000   

 

¥380,000 
 
 

¥98,000  

 点呼システム

Tenko-PRO2

  ¥143,000 ¥24,000 

 アクセサリーセットⅢ

全方位カメラ、マイク、スピーカー)

   ¥58,000  - 

 

 

デジタル点呼 IC免許パック
 
 製品

製品別価格

(税抜) 

デジタル点呼ICパック

(税抜) 

年間ご利用料

(税抜) 

 アルコール検知器

ALC-PROⅡ IC免許パック

   ¥398,000  

 

¥458.000
 
 

¥106.400

 点呼システム

Tenko-PRO2

      ¥138,000   ¥24,000 

 アクセサリーセットⅢ

全方位カメラ、マイク、スピーカー)

    ¥58,000  - 
※上記パッケージにはパソコンは含まれておりません。
※セットアップ費用、消耗品、送料等は別途必要となります。
※全方位カメラは運転者、管理者の顔の双方を写すことが可能

製品のご案内

アクセサリーセットⅢ
(全方位カメラ)

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