京王電鉄バス株式会社様
導入事例

クラウド運転者台帳をベースに、すべてのドライバーの飲酒チェックと血圧結果を一元管理

京王電鉄バス株式会社

〒183-0057 府中市晴見町2-22 京王府中晴見町ビル3階
担当者名:
京王バス株式会社 府中営業所
所長  渡邉 大輔 様
運行係 中村 信行 様

京王電鉄バス株式会社 安全技術部
安全推進・サービス向上担当 課長    奥田 泰大   様
安全推進・サービス向上担当 課長補佐  西森 伸之介  様
安全推進・サービス向上担当       山本 克己   様
安全推進・サービス向上担当       長谷川 誠  様

【導入の背景】
運行管理体制に合った運用ができる。

〇血圧、運転免許証、飲酒、トリプルチェックをスムーズに連動

血圧計本体は以前から各営業所に備えており、健康状態を客観的に見る指標として活用していました。2005年、ALC-PROⅡ導入のタイミングで、血圧測定結果もアルコール検査結果とあわせて記録を残せるようにするべく、ALC-PROⅡソフトウェアのカスタマイズ行いました。定量的な結果をもとに健康管理ができる上に、当社の運行管理体制に合わせていただき非常に使いやすい半面、カスタマイズしたことでソフトウェアのアップデートができず、最新の機能を取り入れられなくなっていたことが悩みとなっていました。

そんな折、最新の機能を備えたハードとソフトである「ALC-PROⅡ」と「ALC-Rec」に血圧測定連動ソリューションを加えることで、当社の運行管理体制に合った運用ができるご提案をいただき、導入を決めました。
長年使い続けてきた当社の機器とあって、機能は飛躍的に向上しつつもこれまでと変わらない操作性で各拠点スムーズに新システムに移行することができました。近年では、乗務員の平均年齢が上がってきていることに加え、働き方の多様化により定年後もライフスタイルに合わせて働き続けたいという者も増えており血圧はあくまで一例でしかありませんが、こういった定量的な健康管理の重要性はより増していくと考えています。

〇クラウド運転者台帳で、運転士派遣(営業所またぎ)課題を解決

従来は拠点ごとに運転士のマスターを営業所備え付けのパソコンごとに作成していましたが、イベント輸送を行う際や高速バスの運行にあたって、運転士を拠点間で派遣することがあり、初回の派遣先ではまずマスター作成が必要でした。
そのため運転士の出勤が集中する時間帯に行わなければならないこともあり、 厳正なアルコール検査との両立にあたって課題と感じていました。クラウドサービスKarte-Proを導入することで、運転士のマスターををどの拠点でも共有できるようになり、運転士情報の登録や確認といった手続きを削減することができました。管理も一括して行えるため業務効率化を図ることができたと感じています。

【製品導入による効果】
健康起因事故を未然に防ぐという意識が強化した。

血圧計を導入したことで、運転士の健康状態を定量的に判断できることから、お客様に安全・安心を担保することができます。日々の測定結果から、運行管理者が運転者の健康状態の変化をとらえる材料としても活用しています。
安全・快適な運行のため、飲酒運転防止はもちろんですが、健康起因事故を未然に防ぐという意識を全社的に強化することができました。
 
【編集後記】取材のため訪れた営業所には、飲酒運転防止についての目を惹く手作りポスターが各所に掲示されていました。
京王電鉄バスグループ内では、運転士を中心に組織された飲酒運転防止委員会があり、飲酒運転防止に関する啓発活動をボトムアップにより行っているとのことでした。
飲酒運転を起こさない、起こさせないという共通認識を社員全員が高いレベルでお持ちなっていることが、インタビューにも加えて強く窺えました。
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