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指導監督違反が圧倒的TOP。しかし点呼関連の違反も今月は増加傾向に(九州運輸局の8月監査結果)


毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2021年8月度、九州運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・

平均約7.6件

九州運輸局管内の8月度の行政処分は 

・トラック 2事業所
・タクシー 3事業所
・貸切バス 2事業所


合計7事業所でした。

 (先月7月:8事業所)

また、7事業所の合計違反数は39件でした。

1事業所あたり違反数の平均は、約5.6件というところでしょうか。

 

指導監督が圧倒的...

39件の中身は、以下の違反となっておりました。


 

今月は点呼の件数も増加しております 

上位常連の指導監督も大事ですが、今月は点呼の違反件数も増加しております。

日々の業務にて必ず行うべき「点呼」を違反なく行うことが事故を減らすために 重要ではないか?と感じます。


 

運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?

事故が減らず、危険予知のトレーニングを実施したいが、運行管理者は配車に勤務割に 通常の業務で手一杯かも知れません・・。

 

 

点呼のヌケモレ対策として

点呼のヌケモレをなくす方法の1つに、手順をシステム化することがあげられます。

システムで半自動的に項目を出すようにしておけば、記入モレはありません。
また、点呼システムを使用すれば、点呼実施者による法令誤解や、ひとによる点呼方法のバラツキをなくすこともできます。

つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、「持続性のあるシステム化」をお勧め致します。

https://youtu.be/FcO2bmFA-S8
https://youtu.be/FcO2bmFA-S8


<写真と記事本文は直接関係ありません>