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北海道運輸局の監査、 事業計画・実績報告関連の不備多く指摘(2020年12月度)

毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2020年12月度、北海道運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・

平均5件。

北海道運輸局管内の12月度の行政処分は

 ・トラック 7事業所
 ・タクシー 1事業所
 ・貸切バス 1事業所

合計9事業所でした。



また、9事業所の合計違反数は45件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約5件というところでしょうか。


 

監査のきっかけは?

  

ところで、なぜ、監査を受けることになったのでしょうか? だいたいパターンは決まってますね。北海道のこの月は以下の理由となっていました。関係機関というのは、だいたい、労働局・・と推定されます。


  

違反ワースト1位(小項目)は、運転者台帳

全72件の中身は、以下の違反となっておりました。


運転者台帳がかなりチェックされた模様。 

 

ワースト1位(大分類)は、事業計画がらみ、2位が運転者台帳


さらに分けると・・

 




 

運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?

さらに、大きくふたつ、書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。



北海道のこの月は、日常業務のほか、事業計画や事業報告からみの違反が多く指摘された模様。


 

 



 

指導監督のモレをなくすために・・

 

一般診断を、ついうっかり未消化にしてしまうことが多いようです。


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https://transport-safety.jp/archives/4221

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まずはお試しいただき、「社内で一般診断」を当たり前のフローを構築していただければと思います。


https://transport-safety.jp/archives/2184

デジタル運転者台帳をヌケ・モレ防止に活用


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<写真と記事本文は直接関係ありません>