船にもドラレコを。遺族の声に耳を傾け国土交通省が義務づけを決断か。
国土交通省海事局は毎年白書を発行しています。その名も「海事レポート20XX」。
海事レポート2022
9月30日、海事レポート2022が公表されました。
もちろん、冒頭には4月の知床遊覧船特集があります。先週伝えた検討会資料とほぼ同じ内容ですが、あらためてみると、ものすごい対策・変化です。
また、同日9月30日、小型旅客船に対する検査方法の強化について とする迅速な規則変更の周知が行われている。
なにやら、いらだちや怒りを感じるうような強い口調な報道資料ですね。気のせいでしょうか。
その中で、速やかに講ずべき事項として、「日本小型船舶検査機構(JCI)の検査方法のうち、合理的な理由なく国と異なる方法で行われているものを総点検で洗い出し、全て変更又は廃止する」こと、及び「検査方法についてはすべて国の認可を求めることとし、現在のJCIの検査の方法全体を見直した上、国が認可する」こととされたところです。
これを踏まえ、国の検査方法とJCIの検査方法を比較しつつ総点検を行い、まず緊急に見直しが必要な、平水区域以外を航行区域とする小型旅客船について、検査方法を強化した上で、国土交通省が認可しました
ドラレコは、遺族の声。
海事レポート2022の特集のなかにこのような記載がありました。このことでしょうね。8月までの検討会ではドラレコの話は確かなかったと思いますので、最近決まったのかもしれません。
確かに、これは 良い政策ですね! 最近のドライブレコーダーはそんなに高くないですし。
船の安全も、これからどんどん変わってゆくことでしょう。
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