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先月に続き、指導監督、点呼、ワースト、1位、2位の順。(九州運輸局の6月監査結果)


毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2021年6月度、九州運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・

平均約8.8件

九州運輸局管内の6月度の行政処分は 

・トラック 3事業所
・タクシー 1事業者
・貸切バス 1事業者


合計5事業所でした。

 (先月5月:10事業所)

また、5事業所の合計違反数は44件でした。

1事業所あたり違反数の平均は、約8.8件というところでしょうか。

 

違反ワースト1位は、乗務時間、指導監督、運転者台帳と続く

44件の中身は、以下の違反となっておりました。


 

ワースト1位(大分類)は指導監督 点呼 2位、運転者台帳・・・

ここ数カ月、1,2位は変わらず。
乗務時間も上位に気になります・・・ちなみに、時間と言えば!

【改善基準のポイント!】

<1日の運転時間> : 2日平均で9時間が限度
<1週間の運転時間>: 1週間の運転時間は2週間ごとの平均で44時間が限度
<連続運転時間>  :  連続運転は4時間が限度



 

安全教育、指導監督、ヌケモレ・・

事故が減らず、危険予知のトレーニングを実施したいが、運行管理者は配車に勤務割に 通常の業務で手一杯かも知れません・・。

 

 

指導監督のモレをなくすために・・

運転者指導のポイントは「計画」と「記録」。

運転者指導では「運転する場合の心構え」や「適性に応じた安全運転」など、全部で貨物12項目、旅客11項目が決められています。

毎年、同じ教育資料を使うことで、マンネリ化を危惧されている旅客・貨物自動車事業者様へ、ドライブシミュレーターのレンタルを開始しました、「計画的」に「記録」も残せる、体験・体感型の指導及び監督の手法の活用してみませんか?

https://transport-safety.jp/archives/4221
https://driving-check.site/

点呼モレ、記載ミスをなくすためには・・

点呼のミスをなくすには、手順をシステム化してしまうことです。

点呼システムを使用すれば、点呼実施者による法令誤解や、ひとによる点呼方法のバラツキをなくすことができます。

つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、「持続性のあるシステム化」をお勧め致します。

<対面点呼×IT点呼システム> ご紹介

https://www.tokai-denshi.co.jp/products/tenko_pro.html
https://youtu.be/FcO2bmFA-S8
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<写真と記事本文は直接関係ありません>