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点呼実施義務違反と乗務時間がワースト1位。四国運輸局の監査結果(2021年4月度)

毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2021年4月度、四国運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・

平均約5.6件

四国運輸局管内の4月度の行政処分は 

・トラック 5事業所

合計5事業所でした。

また、5事業所の合計違反数は28件でした。

1事業所あたり違反数の平均は、約5.6件というところでしょうか。


監査のきっかけは?

今回公表された監査結果の端緒は、以下の内容でした。


違反ワースト1位(小項目)は、点呼実施義務違反と乗務時間。

28件の違反内容は、以下となっておりました。

先月ワースト1位であった、指導監督実施違反は1件に減りましたが、
点呼関連違反が上位を占めているのには変わりないようです。


違反ワースト1位は点呼。

大分類でみると、ワースト1位は点呼違反となりました。

点呼がワースト1位となっている月もありますが、
過去3か月間をみても項目の件数が11件と一番多くなっています。

また、ワースト2位の乗務時間違反についても増えている傾向にあります。


運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?

書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。


点呼ヌケモレ、記載ミスをなくすためには・・

点呼のヌケモレ、記載ミスをなくすためには
システム化し、手順をわかりやすくする方法が考えられます。

またシステム化することで、人ごとの認識や方法のばらつきを防ぐこともできます。

<対面点呼×IT点呼システム> ご紹介

https://youtu.be/FcO2bmFA-S8

<写真と記事本文は直接関係ありません>