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中国運輸局の監査、指導監督と点呼が上位(2021年2月度)

毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2021年2月度、中国運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・

平均約7.2件

中国運輸局管内の2月度の行政処分は 

・トラック 3事業所
・貸切バス 2事業所
・タクシー 1事業所
合計6事業所でした。

また、6事業所の合計違反数は43件でした。

1事業所あたり違反数の平均は、約7.2件というところでしょうか。


監査のきっかけは?

ところで、なぜ、監査を受けることになったのでしょうか?
中国運輸局内でのこの月は以下の理由となっていました。




指導監督、点呼記録不備が同率・・・

43件の中身は、以下の違反となっておりました。

先月に比べると、乗務時時間改善告示の順守違反が上位へ。

ワースト1位(大分類)は点呼 2位に指導監督

大分類にすると先月同様に1位、2位は同じですね。
旅客系で点呼に関する違反が目立っておりました。


運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?

さらに、大きくふたつ、書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。


指導監督のモレをなくすために・・

運転者指導のポイントは「計画」と「記録」。

運転者指導では「運転する場合の心構え」や「適性に応じた安全運転」など、全部で12の項目が決められています。

「計画的」に「記録」も残せるドライブシミュレーターを用いて交通事故の発生する状況等を間接的又は擬似的に体験させる実践型の指導及び監督の手法の活用してみませんか?

https://transport-safety.jp/archives/4221
https://driving-check.site/


点呼モレ、記載ミスをなくすためには・・

点呼のミスをなくすには、手順をシステム化してしまうことです。

点呼システムを使用すれば、点呼実施者による法令誤解や、ひとによる点呼方法のバラツキをなくすことができます。

つまらない記載間違い、モレで違反とみなされないよう、「持続性のあるシステム化」をお勧め致します。

<対面点呼×IT点呼システム> ご紹介

https://www.tokai-denshi.co.jp/products/tenko_pro.html
https://youtu.be/FcO2bmFA-S8
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<写真と記事本文は直接関係ありません>