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点呼実施率が高い地域?北海道運輸局の2021年1月度監査

毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2020年1月度、北海道運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・

 

平均5.2件。

北海道運輸局管内の1月度の行政処分は 

・トラック 2事業者
・タクシー 1事業者
・貸切バス 1事業者
・乗合バス 1事業所

合計5事業所でした。


また、4事業所の合計違反数は20件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約5件というところでしょうか。


 

監査のきっかけは?


今回公表された監査結果の端緒は、以下の内容でした。

 

   

 

ダントツで指導監督。

20件の違反内容は、以下となっておりました。



 

ワースト1位(大分類)は指導監督、点呼違反は少なく、実施状況は改善している?

 

今回はダントツで指導監督。点呼違反が他運輸局より少ない印象。たまたまなのか、全般的に実施状況が改善したのか・・。来月の結果を待ちましょう。

 





 ちなみに前回、前々回は・・・

 

https://transport-safety.jp/archives/5024
https://transport-safety.jp/archives/4142


 

日常業務のあいまに安全教育・・・。


運行管理者の業務は多岐にわたります。どれも重要で、何を選び、何を捨てるかという話ではないと思われます。しかしながら、教育実施は、計画的・継続的にやらないと、「ま、いいか」で流されがちになるのは、運輸業界に限らないかもしれません。



 

 


 


指導監督のモレをなくすために・・

一般診断を、ついうっかり未消化にしてしまうことが多いようです。

弊社では「ドライブシミュレータACM300」のレンタルサービスをご提供しております。

https://transport-safety.jp/archives/4221

<写真と記事本文は直接関係ありません>