日常の運行管理業務の違反が約9割!(中国運輸局監査2020年11月度)
毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2020年11月度、中国運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
平均4.3件。
11月度の行政処分は、
・トラック5事業所
・タクシー1事業所
合計6事業所でした。
また、6事業所の合計違反数は26件でした。1事業所あたり違反数の平均は、約4.3件というところでしょうか。同月の四国運輸局の3.8件に次いで少ない結果でした。
違反ワースト1位(小項目)は、乗務記録
26件の中身は、以下、11種類の規則違反となっていました。
ワースト1は、乗務記録、次いで、点呼(記載不備)、指導監督・・。
日々の業務のヌケやモレが多そうです。
違反ワースト1位(大分類)は、点呼でした。
シンプルに大分類でわけると、以下のようになりました。
ワースト1位 点呼
ワースト2位 乗務記録
ワースト3位 指導監督
・・・
と、小項目と同じく届出関連の不備は少ない結果でした。
総評
総評を1枚の絵にしてみました。
今回は若干サンプル数が少ないですが…みなさん、どう思われますか?
運行管理者の重要な業務が・・・
日常の運行管理者の業務にこそヌケやモレが発生しやすいように感じられます。
クラウド運転者台帳・デジタル運転者台帳
そもそも、みなさん、安全の主役であるプロドライバーについて、どれだけご存じでしょうか。スキル、既往歴、運転適性、指導監督履歴・・。
所長や運行管理者の方は手元の台帳でご存じでしょうが、本社の方はどうでしょうか?最近、便利なものがありまして・・。
是非、クラウド運転者台帳『Karte-PRO(カルテプロ)』をご検討ください。