発売から4年で4500台超え!コロナ禍でも前年比増の実績。免許証リーダー一体型据置式アルコール検知器『ALC-miniⅣ』
点呼機器及び運行管理用アルコール検知器を開発販売する東海電子株式会社(本社:静岡県富士市 代表取締役 杉本 哲也)は、この度、免許証リーダー一体型アルコール検知器ALC-miniⅣの4 年間の出荷実績を取りまとめましたのでお知らせいたします。
1)実はすでにデジタル化されている運転免許証
現在すべての運転免許証にはICチップが埋め込まれており、表面(券面)とほぼ同等の内容がデジタル情報として書き込まれています。IC運転免許証は2007年~2014年にかけて、47都道府県すべての免許証センターや警察署での発行が可能となり、いまや国内8200 万人(1)、すべての 運転免許証は、ICリーダーがあれば、チップに保管されている情報を読む事が出来るようになっています。IC 免許証を読みだすことができる機器は通称、「免許証リーダー」「IC免許証リーダー」 と呼ばれ、主に本人証明のため、携帯電話ショップや銀行でよく使われています。
2)アルコールチェック×免許証チェックを「1 台」で
IC 運転免許証を活用する業界の代表例は、2011 年にアルコール検知器の使用が義務化された旅客自動車・貨物自動車運送事業です。主な使われ方は、券面の細工・表面コピーを見抜く、本人認証(照合)、有効期限チェック、点呼時の不携帯防止等です。
当社では 2017 年から、PC を使わずに免許証管理ができる、据置式のエントリーモデルとして、アルコール検知器に IC 免許証リーダーを一体化(内蔵)させた製品 ALC-miniⅣを販売しています。
3)コロナ禍における「据置式・多人数共用型アルコール検知器」
2020 年 4 月から、コロナ禍におけるアルコール検知器は、国土交通省やトラック協会などから『車両に備えられている携帯型アルコール検知器を活用する等複数の検知器を使用すること等により感染防止を徹底する』というガイドラインが公表されています。
本製品は、典型的な「多人数共用型」であり、
感染リスクが高いという印象が根強くあるため、出荷の落ち込みが予想されましたが、
むしろ前年比比較では、直近三か月では前年比増という好調な出荷実績となっています。
据置式の特徴である、常時電源オン(毎回電源スイッチを入れなくて良い=むやみに本体に触れない)、
常に目の前にあるので設備保全管理がしやすい等、
あらためて運輸企業が使用する上での基本的なコンセプトが評価されているのかもしれません。
いまや運輸安全、交通業界では、アルコールチェックと免許証チェックは
標準的な運用と言っても過言ではありません。
運行管理者の負担軽減、業務全般のデジタル化へむけて、是非ご検討ください。
IC 免許証リーダー一体型アルコール検知器 ALC-miniⅣ
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