東海電子IT点呼、やっとこ3000台。
飲酒運転根絶および交通事故ゼロ社会に向けてIT点呼システムを開発する東海電子株式会社(本社:静岡県富士市 代表 杉本 哲也)は、この度、国土交通省が定める IT点呼機器「Tenko-PRO」の出荷累計が3000台を超えた事を報告致します。
1.IT点呼とは
IT点呼とは、国土交通省が、貨物自動車運送事業法 輸送安全規則、および道路運送法安全規則において定めた点呼方式のひとつであり、バス、タクシー、トラック事業者が、非対面方式で点呼を実施することができる制度のことです(*1)
2008年から貨物事業者向けに定められた制度ですが、2011年、2016年、段階的に要件が緩和され、ついには 2018年、ようやくトラック業界から、バスやタクシー業界でも使えるよう緩和が行われました。いまや自動車運送事業における点呼の「ニューノーマル」とも言えます。
2.IT点呼機器(アルコール検知器と連動する点呼機器)
この度3000出荷を超えたのは、設置型アルコール検知器と連動して使用するIT点呼機器です。
コロナ禍においては、人の往来としての IT点呼の設置作業を停止する、業績により予算執行停止する等、伸び悩む懸念がありましたが、結果的にはほぼ前年なみです。傾向としては、バス事例、新規導入のお客様がやや増えてきています。
最大構成で1社20拠点のお客様、最小構成で車庫と営業所という構成のお客様となりますが、1社あたり平均5拠点という概況となります。
IT点呼は、点呼実施率、アルコール検知器使用率を確実に向上させることが出来ます。安全、安心な運行管理業務のために、是非お役立てください。
*1 運輸局への申請書(IT点呼実施報告書)提出が必要です。
*2 栃木適正化実施期間資料より
*3 国土交通省 2018年3月報道資料より
*4 解約・使用停止は含まれていません。2 月起算データであり、2020年は10ヶ月分のデータ(速報値)です。
<報道資料>