ブログ。

catch-img

中国運輸局の監査2022年1月 点呼記録義務違反がワースト1位 乗務時間や乗務記録の不備も目立つ結果に!



毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2022年1月度、中国運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・

平均約4.8件

中国運輸局管内の2022年1月度の行政処分は 

・トラック 2事業所
・バス   3事業所
・タクシー 4事業所

9事業所の合計違反数は44件でした。
 
先月12月は合計で6事業所でした。


1事業所あたり違反数の平均は、約4.8件と12月より減少していますが、対象事業所数の増加が気になります。


監査のきっかけは?

ところで、なぜ、監査を受けることになったのでしょうか?
中国運輸局内でのこの月は以下の理由となっていました。



端緒として、死亡事故、継続監視の監査対象、行政処分を受けた際の改善状況不十分、情報提供、重傷事故などがあります。


違反ワースト1位(小項目)点呼記録記録義務違反。

44件の中身は、以下の違反となっておりました。

点呼記録義務違反が先月に続いてワースト1位となっております。
乗務記録の記録義務違反・不備、乗務時間等基準告示の遵守違反も目立つ結果になっています。


大分類で見ると点呼に関する違反は引き続き高い件数での推移しています。
運転者台帳の義務違反のと合わせて、乗務時間や乗務記録の違反も増えております。


点呼に関する違反は常に高い件数での推移をしています。運転者台帳に関する違反と合わせて、乗務時間や乗務記録の違反も増加をしています。焦らずに落ち着いて一つ一つの業務を確実に進めて行きましょう。


日常業務・書類業務のヌケ・モレは?

さらに大きくふたつ、書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。


日常業務でのヌケ・モレが目立つ結果になっています。まずは日常業務を確実にこなす習慣を作って行きましょう。書類提出では、重要書類の不備が目立つ結果となっています。一つ一つの業務を確実に行いましょう。

“管理しやすいシステムでヌケ・モレの防止を!業務も簡単に確実に!”

運行管理者の業務を、クラウドで支援。運輸安全PROを導入してみませんか?あらゆるアナログ業務をデジタル化し、ICTを活用することにより運行管理を高度化し、ひいては、輸送の安全品質に貢献します。運行管理者の主要業務である、ドライバーの適性管理、点呼管理、健康管理、運行管理、教育管理等運輸系事業法の各種規則に沿って構成されています。自社の状況に合わせ、必要なサービスからはじめ、徐々にスケールアップも可能です。

運輸業における各種データのクラウドでの一元管理と、リアルタイムでの情報共有を実現

運行管理者の業務効率化はもちろん、ドライバーの健康管理とスキルアップに気を配りながら運輸の安全、ヌケ・モレの防止をして行きましょう。

https://www.youtube.com/watch?v=thdCNdxzqqg


<写真と記事本文は直接関係ありません>