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“運転のくせ”をしる。指導監督がワースト1位 中国運輸局の監査(2021年7月度)





毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2021年7月度、中国運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・

平均約3.6件

中国運輸局管内の7月度の行政処分は 

・トラック 4事業所
・乗合バス 1事業所

 
 
先月6月は合計で2事業者でした。

また、5事業所の合計違反数は18件でした。

1事業所あたり違反数の平均は、約3.6件というところでしょうか。


監査のきっかけは?

ところで、なぜ、監査を受けることになったのでしょうか?
中国運輸局内でのこの月は以下の理由となっていました。



端緒として、死亡事故が2件発生しています。


違反ワースト1位(小項目)、運転者への指導監督。

18件の中身は、以下の違反となっておりました。

今月は、指導監督が断トツ、点呼系は少ない月でした。



大分類で見ても、指導監督、次いで点呼。

指導監督・適性診断は常に上位
安全の担保と正確性の担保は重要ですね・・・


運行管理者の日常業務、ヌケ・モレはなぜ?

さらに、大きくふたつ、書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。


“運転のくせ”

ドライブシュミレーターでは、運転の基本である視覚機能、判断・動作のタイミング、動作の正確さ、注意の配分についての測定を行い、また、模擬運転や性格診断などについて自分自身では気づきづらい、“運転のくせ”を知ることができます。

実際の適性診断結果を用いて、個々の運転者に自己の運転行動の特性を自覚させ、これを理解した上での安全指導を行っていくことが重要です。

ドライバー様本人にも、運行の留意点と理解し、 “運転のくせ” を自覚させましょう。

そのドライバー様の “運転のくせ” を気づかせ、且つ「計画的」に「記録」も残せる、体感型ドライブシュミレータのレンタルを開始しました、是非ご活用ください。

https://transport-safety.jp/archives/4221
https://driving-check.site/


<写真と記事本文は直接関係ありません>