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アルコールインターロック、品薄の言い訳および、その他製品の納期について。
みなさま、「半導体不足」というニュースをよく耳にしませんか?
正直、2年前から、スゴイ状況になっています。
政府も、国際戦略物資ということで、官民あげて、「半導体不足」問題に取り組んでいます。
当社の実情を申し上げますと、もはや、すべての製品について、2年後の製造・販売を決め打ちし、いまから電子部品を一個一個確保しないといけない状況です。
ここ2、3年、部品調達に、大いに振り回されております。正直、某 ト○タ社と同じ半導体部品をつかっていたら、アウトですね。アルコール検知器を製造完成できなくなります。
部品メーカーや商社が、まさか、当社のような100人の製造メーカーに対して、数百個の部品を売ってくれることを期待できません。
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だいたいひとつの製品には、500点前後の電子部品が搭載されています。
どれひとつとして無駄なものはなく、たった1個の、ホコリのような大きさの部品ひとつが欠品するだけで、完成しません。
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さて、本記事の本題です。
正直、ここ数年、月に10台、年間200台くらいしか出荷されないアルコールインターロック装置でしたが、6月の千葉県の事件をきっかけに、本気で検討する企業様が増えてきました。
また、本日別記事でもお伝えしたように、安全運転管理者選任事業所での飲酒検査の義務化が来年スタートします。
タイヘン申し上げにくいのですが、アルコールインターロックのみ、もともと販売計画が少なかったため、8月でほぼすべて在庫がなくなってしまいました。
そして問題は、次ぎに完成品が組み上がるのが、来年という有様でございます。
しばし、お待ち下さい。半導体業界に、さらなる激震が起きないことを祈りつつ・・。
さて、それ以外のアルコール検知器につきましては、やや受注ペースがあがってきておりますが、いまのところ、品薄というところまでは行っていません。
お客様におかれましては、当社の機器は比較的高額ですので、じっくり、ゆっくり、いまのうちから自社にあうものを見極めていただければと思います。