点呼で、「ワクチン打った?」を。国土交通省がコロナ禍における点呼の体調確認についてトラック業界団体に周知
国土交通省から業界団体へ、ワクチン接種者の点呼時の留意事項の指示文書が流れています。
「接種後の自動車の運転が制限されるわけではないが、接種後1~2日の間は、発熱等の体調変化に注意するとともに、点呼時にも入念に体調確認を行うこと」
65歳以上のトラックドライバーは何人だろうか?
「総務省の調査によると平成31・令和元年現在、トラック運送事業に従事する就業者数は全体で約196万人、このうちドライバー等輸送・機械運転従事者数は
約87万人と横ばいもしくは微増で推移しています」とあります。
87万人のうち、60歳以上が、17%ですので 約14万人。うち、65歳以上が何人かはわかりませんが・・。仮に 2万人として。。
そろそろ、「昨日、ワクチン打ってきた」というドライバーが出てきているかもしれません。
実際は、事前に会社に連絡はしており、一日置いて、等の指示があるのだと思われます。しかし、点呼実施側としては、翌日の運転開始にあたっては、ワクチン接種者への体調確認は、通常以上の注意が必要かもしれません。何せ、未知のものですから・・。
ワクチン接種が順調に進めば、秋頃には、地方によっては点呼対象者のうち、半分はワクチン接種者の可能性がありそうです。
都道府県ごとの高齢者と、全人口の接種率がダッシュボードで見ることができます。
最近合う人から、知り合いや家族でワクチンを接種した、という方が増えてきたように思います。
高齢者の接種も、12%。
いつまでも同じなわけではなく、徐々に、コロナ禍の様相も変わってゆくでしょう。