2つの事案。
飲酒運転死亡事故は毎年100件強あります。
100件すべてを全国紙が必ず報道しろ、NHKは100件かならずトップニュースで報道しろ、とは言いません。
ですが、5月に起きた飲酒運転事件ほど、被害者の人数、内容からして、衝撃的であるのにも関わらず、これほど注目されない一件を 見たことがありません。
3人死亡事故ですよ。現役プロトラックドライバーですよ。過去にこれほどの事故があったのは、いつでしょうか?
会社もだんまり、国土交通省もだんまり、トラック協会もだんまり(過去、コロナ中に飲酒事故が増えた時は、緊急警報を出していた)、業界紙もだんまり?
特殊な事件すぎて、「言葉もない」。そうかもしれません。
わたしも 暗鬱すぎて この件について思うことも語ることも感じることすら、逃げたい感じです。
そういう感じですか?
トラック業界の方、どうなのでしょう。
同じトラックとはいえ、自分のところは、さすがに大丈夫・・とか。
もしくは、「アレはアルコール依存症のなせる事故」? 「本人の悪意こそが問題」?
お酒は、どうしてこうも、社会人、大人のこころを惑わすのでしょう。
数ヶ月前に起きた、とあるトラック企業の「複数の運転手が、なりすましによりアルコール検査を回避
する不正が発生し」の件。
8月29日、近畿運輸局から 行政処分が公表されました。
https://wwwtb.mlit.go.jp/kinki/content/kamotsu_syobun_0607.pdf
こちらも、特殊な事案なのでしょうか。プロドライバーが、複数で 回避行為を・・・。
近畿運輸局が、この件を、行政処分のDB「だけ」で公表すること(鉄道の飲酒事案では 個別の報道資料で公表されてますよね)と、群馬の件が明るみに出た時期。
なんとなく、違和感を感じるのであります。
写真とこの時期は関係ありません。