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家族、親族、飲酒問題。

わたしたち東海電子は、3年前の千葉県の飲酒運転事故をきっかけに増えた「うちの家族が飲酒運転をしている」という状況をとらえ、このような相談窓口を設けました。

 

その後、2年たち、このような状況となっています。

 

 

いかに家族の飲酒運転で苦しんでいる方が多いか。明らかになりつつあります。

 

加害者がゼロなら、被害者はゼロのハズです。

潜在加害者がどこにいるのか。それを知っているのは、実は家族だけかもしれません。

話を伺うと、目の前で見ているわけですから。

 

傾向ははっきりしています。40代の子世代が、70代以上の親世代の飲酒(運転問題)を心配している、そんな状況が垣間見えます。

中には、きょうだいや親族などのケースもありますが、ほぼ「高年齢(になっても)飲酒(運転)」ケースが半数です。

なんとか 一軒(個人宅)一軒 調整(場合によっては、目の前で家族同士でケンカ)し、それでも結果的にアルコールインターロック装着まで至ったのは・・・。

 

 

 

アルコールインターロックの総出荷約3200台のうち、個人装着は22件。少ないかもしれませんが、状況が状況だけに(飲酒運転常習なので)、効果は大きいと考えます。

 

個人装着率(累計)  :0.7%(企業装着3200台に対して)

個人装着率(直近)  :33%(22件装着/67件問合せ)


わたしたちは社会実験を、続けます。

これは、飲酒運転違反者へのアルコールインターロック装着法令を目指すための、社会実験です。

いつか、交通社会科学分野で アルコールインターロック装着法のベネフィットを研究するひとが現れるときのために。

アルコールインターロック法制度が国会で審議されるときのために。

もう二度と、あのような事件を起こす加害者をつくらないために。

 

 

まだまだ力不足です。申し訳ございません。

 

 

https://transport-safety.jp/archives/17339
https://transport-safety.jp/archives/17306