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対面点呼原則の撤廃?

点呼は対面が絶対だ! いやいや、いまどきITで十分目的を果たせる!

どちらが事実でしょう? 神学論争でしょうか? 答えは誰が出すべきでしょうか?

点呼は、質×量=安全担保。どちらが欠けていても、どちらが低くても、路上は安全にはなりません。

国土交通省は、答えを出しつつあるようです。

このなかに、以下の記載があります。


ウ.運行管理における対面点呼原則の撤廃
事業用自動車の点呼は運行の安全を確保するために原則対面で行うこととしており、現在はなりすまし等の不正を行わないと認められる優良な営業所に限ってテレビカメラ等の IT 機器を用いた点呼を認めているが、その拡大の可否について、引き続き、検討を行う。


IT点呼・遠隔地IT点呼を実施できる「対象業種」拡大なのか、「時間帯」拡大なのか、事業所の安全レベル(例Gマークや貸切バス★制度とか)の緩和なのか、点呼モードなのか・・・。


大きな流れとしては、「安全テクノロジーを使う資格は、安全な事業者」、「安全な事業者がより安全に」という流れから、「安全になるために、安全テクノロジーを活用する」へ変わりつつあるように感じます。


2020年10月現在、新政権はデジタル庁の準備に入っているようです。
https://www.kantei.go.jp/jp/99_suga/actions/202009/23digital.html

元々、デジタルガバメントの中期構想があり、デジタル庁はこの構想を加速するものと思います。