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東北運輸局の監査(2021年9月度)~点呼関連の違反が2位。遠隔点呼で解消されるのか?


毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。

2021年9月度、東北運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。

いち運輸局の、ひと月のサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 

業界の実態を表しているかもしれません・・・


平均4.6件



東北運輸局管内の9月度の行政処分は

・トラック 5事業所
・タクシー 2事業所

 合計7事業所でした。



また、7事業所の合計違反数は32件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約4.6件というところでしょうか。


監査のきっかけは?


ところで、なぜ、監査を受けることになったのでしょうか?




違反ワースト1位(小項目)は、指導監督。


全32件の中身は、以下、9種類の規則違反となっていました。毎月の事ですが、ワースト1位の指導監督が群を抜いて多いことがわかります。



違反ワースト1位(大分類)は、指導監督、2位に点呼



・ワースト1位 指導監督
・ワースト2位 点呼


相変わらず「指導監督・適性診断」が多いですが、「点呼」に関する違反も目立っています。


運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?


書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。



「遠隔点呼」に注目

点呼関連の法令違反は、今後「遠隔点呼」で解消されていくのでしょうか?
弊社でも「遠隔点呼」に関する情報をセミナーにて配信しております。
是非、ご参加下さい

https://transport-safety.jp/archives/11221