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令和4年予算が衆議院通過。国交省予算、点呼機器、デジタコ、アルコールインターロック助成予算もありそう。



去る、2月22日、令和4年度国家予算が(ほぼ)成立しました。本誌運輸安全Journalの読者のみなさまに関連するのは、国土交通省の予算ですよね。


昨年夏の概算要求の際、以下記事でお伝えした件、

https://transport-safety.jp/archives/8692

これが結局どうなったのか、というところを簡単にお伝えしようと思います。



軒並み、要求額通らず??

どうやら、概算要求通りには配分されなかった案件が多いようです。


たとえば、コレ。旅客業界へのポストコロナ予算。昨年8月次には6000万でしたが・・

 3000万となりました。

また

ちょっと届かず。



さて、ロボット点呼(自動点呼)関連は?


運行管理高度化検討会ですが、3400万を狙いましたが、R3年とほぼ同額(100万増程度)。

2021年8月時点では

となっていました。


ところが、令和4年度は

ということで、ほぼほぼ同額という結果に。



ASVとしての、アルコールインターロック装置


今年からです。アルコールインターロック装置が、ASVの補助事業の対象となります。
衝突被害軽減ブレーキ搭載車両は、ASVである。車線逸脱警報装置搭載車両もASVである。ドライバー異常時対応システム搭載車両もASVである、バックセンサー搭載車両もASVである、飲酒しているとエンジンがかからない(アルコールインターロック)装置搭載車両もASVであると。



例年通り、過労運転防止機器(ITを活用した遠隔地における点呼機器)や、デジタルタコグラフも補助金がつくようです。



おそらくですが、この例年の事故防止対策支援推進事業の「ITを活用した遠隔地における点呼機器」は、遠隔点呼の一要素(部分的な要件)ですので、「遠隔点呼」の補助金ではないのですが、実質(実態として、結果として)、遠隔点呼導入の補助になる可能性もあります。