指導監督がワースト1。北海道運輸局2021年5月~7月度監査
毎月、運輸局ごと・業種ごとに監査・行政処分の結果が公表されています。
2021年5月度,6月度,7月度、 北海道運輸局管内の旅客(バス、タクシー)、貨物運送事業者の法令違反に対する行政処分等の状況から、「法令違反ヒートマップ」を作成してみました。
通常、月ごとに作成しているのですが、 5月度,6月度,7月度分の行政処分データが少なかったため、5月~7月の3か月分データからお伝えいたします。
いち運輸局の、一部分を切り取ったサンプリングでしかありませんが、運輸業界でもっとも多い違反、つまり、もっとも守られていない規則は何か? 業界の実態を表しているかもしれません・・・
平均約5.3件
北海道運輸局管内の5月~7月度の行政処分は
・トラック 2事業所
・タクシー 1事業所
・乗合バス 1事業所
合計4事業所でした。
また、4事業所の合計違反数は21件でした。
1事業所あたり違反数の平均は、約5.3件というところでしょうか。
監査のきっかけは?
今回公表された監査結果の端緒は、以下の内容でした。
違反ワースト1位(小項目)は、運転者への指導監督。
21件の違反内容は、以下となっておりました。
コロナの影響でしょうか?データ数の問題でしょうか?
乗務時間等基準告示の遵守違反が少し減っているようにみられました。
大分類でみても指導監督。
小項目でみても大分類でみても指導監督がワースト1位でした。
運行管理者の日常業務のヌケ・モレはなぜ?
書類業務と、日常的な安全運行管理業務にわけると、以下となります。
指導監督モレをなくすために…
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<写真と記事本文は直接関係ありません>